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2007/09/07

参加者インタビュー第19弾~自分を知るためのシルクロードの旅

『夢×挑戦ブログ』応援団のアライです。

第19回目の「参加者インタビュー」は、『シルクロードを行く』のとりおさんをご紹介。シルクロードを西に旅して行くのが夢だと言うとりおさん。旅をすることにより、「日本」や「日本人としての自分」のルーツを探っておられるそうです。シルクロードの旅を始めたきっかけやその魅力について、色々なお話をお聞きしました!

タクラマカン砂漠を横断する砂漠公路


――シルクロードの旅を始められたきっかけをお教えください


とりおさん(以下、と):これまで、中国やモンゴル、韓国などのアジアの国々を旅してきました。それらの国の遺跡などを見ているうちに、「日本や日本人とは何なのか?」「仏壇や仏様を拝むのはなぜなのか?」「一体それらはどこから来たのか?」と、日本人や日本の仏教・文化のルーツに興味を持つようになりました。色々と調べていくうちに、仏教や文明はシルクロードを経由して日本に伝わってきたということを知り、シルクロードを旅するようになりました。少し前に流行った、いわゆる「自分探しの旅」とも言えますね。


初めてシルクロードに行ったのは7、8年前頃。シルクロードの出発点である中国の西安に行きました。北京や上海はひとつの街としてそこで完結している印象がありましたが、同じ中国でも西安は道の出発点であり、帰ってくる場所でもあることから、空間や時間の流れ、広がりを感じたんです。「その先には一体何があるんだろう」「もっと知りたい」という好奇心を刺激され、これまでに4回ほどシルクロードを旅してきました。


――シルクロードの旅ではどのあたりに行かれたのでしょうか?


と:シルクロードにはいくつものルートがあるのですが、その中でも私はオアシスロードという道を選び、西安、敦煌、トルファン、クチャ、カシュガル(※1)を旅してきました。オアシスロードを選んだのは、石窟寺院(※2)や仏教遺跡などが多く残っているからです。1回行っただけではなかなかその街のことはわからないので、2、3回は同じところに行っています。その都度新しい発見がありますね。


また、シルクロードからちょっと脇道にそれて、パキスタンのガンダーラにも行きました。シルクロードの旅で石窟寺院や仏像を見ているうちに、それらがどこから来たのかという興味もわいてきて、玄奘三蔵(※3)のインドへの道を辿りたいと思ったからです。ガンダーラは1~5世紀頃に仏教が盛んになり、多くの仏像が作られました。ガンダーラの仏教美術は、ギリシャのヘレニズム文化の影響などを受けていることから、仏像もどことなくギリシャ風でホリが深く、今でいうところのイケメン風です(笑)。


※1:トルファン、クチャ、カシュガルは、中華人民共和国新疆ウイグル自治区の地区及び県。
※2:岩山や岩壁を掘るなどして作られた寺院。
※3:げんじょうさんぞう。中国唐代の僧侶で、三蔵法師としても知られる。シルクロードのカシュガルからパキスタン、インドへと旅した。

――これまでの旅でどんなことが得られましたか?


と:外国の文化に触れると「あらためて日本について知りたくなる」と皆さんおっしゃいますが、私もシルクロードの旅を通して「日本に帰ろう」「自分に帰ろう」という気持ちになり、日本の文化にも興味がわいてきました。これまで奈良や京都に興味がなかったんですが、ここ2~3年は毎年行っています。


また、本当に少しずつではありますが、自分探しの方向性も見えてきたと思います。感覚的なことなので上手く言葉にはできませんが、「ここにあって、日本にはないもの」また「ここにあって、日本にもあるもの」が、わかってきたんです。そういった感覚は、写真だけではつかめません。実際に現地にいって、そこの空気を吸い、街角で売っている駄菓子を買い、そこで作られた茶碗で飯を食うことによってつかめるのだと思います。


――今後はどのようにシルクロードの旅への挑戦を続けていかれるのでしょうか?


と:脇道ですが、パキスタンからさらにインドへ行ってみたいですね。シルクロードの石窟寺院のルーツであるアジャンター石窟群やエローラ石窟群(※1)を見てみたいです。それからシルクロードに戻って、カシュガルのさらに西にあるサマルカンド(※2)に進みたいと思っています。


また、去年、今年は仕事の関係でシルクロードに行くことができなかったのですが、そんな時には過去の自分の旅を整理することにより、旅への挑戦を続けています。ブログを始めたのもその一環ですね。たくさん写真を撮っているのに、ブログに書いてみて初めて、「なんであの写真を撮ってこなかったんだろう」と気づくことが良くあります。旅の内容を文章にしてみると、足りなかった部分や、もっとこういう風に旅をすれば良かったと思う部分がたくさん見えてくるんです。


※1:アジャンター石窟群、エローラ石窟群ともに有名なインドの石窟群。エローラ石窟群は世界遺産に指定されている。
※2:中央アジア、ウズベキスタンの古都。


――シルクロードの旅に興味がある方に、何かメッセージをお願いします


と:敦煌に陽関というところがあって、そこは中国の漢代の頃関所だったんですね。もうひとつの関所だった玉門関には今でも遺跡が残っているのですが、陽関は破壊されてしまったため、漢詩などに詠まれて名前は残っていたのですが、どこにあったのか長い間わからなかったんです。ここ20~30年の間に発掘が進み、現在はここが陽関だったんだろうというところに建物が立っているんですが、そこから西の方に広がる砂漠を見ると、「昔の人たちはラクダに乗って、本当にここを旅したんだなぁ」と感銘を受けますね。陽関の建物の写真は本などにも載っていますが、その建物から目の前に広がる砂漠を見ないことには、シルクロードを実感できないと思います。シルクロードの旅に興味がある方は、ぜひそこに行ってみてほしいと思います。


漢詩にも詠まれた漢代の関所・陽関


「シルクロードのタクラマカン砂漠を横断する時に見た夕焼けは本当に感動しました。空全体が濃い朱色に塗り込められて、夕日が砂漠のさらに西の方に少しづつ沈んで行くんです」と、旅の途中で出会った色々なエピソードをお話してくださったとりおさん。どれも楽しいお話ばかりで、すべて書くことができないのが残念です。


次の旅のご予定は?とたずねたら、「来年あたりにまたパキスタンに行きたいですね」とのこと。「もう一度同じところに行くことによって、また違う何かを感じることができるのではないか」と、今から期待もふくらんでいるようです。ぜひ、次の旅も実現されることを「夢×挑戦ブログ」も応援しております!


『シルクロードを行く』

9月 7, 2007 参加者インタビュー |

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